自民党の二階幹事長は6月15日の記者会見で、野党が提出した菅内閣不信任決議案の扱いについて、菅首相との協議の結果、衆院の解散で対抗することは見送り、粛々と否決する方針を明らかにした。
二階氏は菅首相と電話で協議したことを明かし、「最終的に総理から粛々と否決したいというご判断がなされた。その意思を尊重し与党として結束して断固否決の対応をしてまいりたい」と述べた。
その上で今国会での衆院解散について「最後は総理が決めることだが、解散はもうこの時期ですから常識的にはないでしょうね」と述べ、見送られるとの見通しを示した。