今年も残すところ1週間を切りました。新潟市の神社では新年を前に12月25日、来年の干支・午が描かれた特大の絵馬が設置されました。
25日、新潟市中央区の新潟縣護國神社に掲げられたのは高さ2.7m幅5.4mの“一対の大絵馬”です。
こちらの神社では参拝者の幸せを願い、2009年からこの大絵馬を掲揚していて、毎年・専門学校生に絵馬のイラストを依頼していましたが…
【新潟縣護國神社 木村正彦 権禰宜】
「尾竹国観先生の上杉謙信公渡河の図というものが拝殿内にあり、そちらを採用させていただいた」
今年は歴史的価値の高い作品を県民に知ってほしいとの思いから、神社が所蔵する『上杉謙信公渡河の図』を採用。
絵馬には上杉謙信公が来年の干支、ウマにまたがり川を渡る力強い姿が描かれています。
また、新年が希望と調和に満ちた年になるようにとの願いを込めて「人の心に宿る思いや祈りが社会全体を温かく照らす光になる」という『萬燈照國』の文字を記したということです。
【新潟縣護國神社 木村正彦 権禰宜】
「ウマという動物は後ろを振り向かず前進する動物なので、皆様方にも希望や夢が叶うような年になれば」
こちらの絵馬は来年1月末まで掲揚されます。