尾花沢市で住宅1棟が全焼する火事があり、焼け跡から1人の遺体が見つかった。警察は、遺体はこの家に住む72歳の男性とみて確認を進めている。
火事があったのは、尾花沢市細野の市の臨時職員・渡部和雄さん（72）の住宅。
24日午後11時45分ごろ、近くに住む男性から「向かいの家から炎が見える」と消防に通報があった。
火は約2時間半後に消し止められたが、木造2階建ての住宅が全焼し、1階の焼け跡から1人の遺体が見つかった。
警察によると、渡部さんは妻のゆり子さん（76）と2人暮らしで、ゆり子さんは右腕にやけどを負い病院に搬送されたが、命に別条はない。
一方、和雄さんとはいまだに連絡がとれていないという。
警察は、遺体は和雄さんとみて確認を進めている。
現場は尾花沢市の南東に位置する山あいの集落で、警察は消防と合同で実況見分を行い出火原因を調べている。
