地検松本支部は、本人の依頼で長野県安曇野市内で娘を殺害したとして、広島県に住む78歳の父親を嘱託殺人の罪で起訴しました。
嘱託殺人の罪で起訴されたのは、広島県呉市の男(78)です。
起訴状によりますと、被告は10月13日の夜から翌未明の間に、安曇野市の駐車場に停めた車の助手席の下で練炭を燃やし、犯行を依頼して来た40代の娘を殺害したとされています。
犯行時、娘は眠っていたということで、被告が消防に通報し、女性は車内で死亡した状態で見つかりました。
検察は認否を明らかにしていませんが、警察の取り調べでは「娘に頼まれた」と容疑を認めていたということです。