約50年前に開催された大阪万博の「太陽の塔」を手掛けたことでも有名な、岡本太郎氏の展示会が寒河江市美術館で開催されている。
この展示会は、1970年の大阪万博のシンボル「太陽の塔」を手掛けた芸術家・岡本太郎氏を知ってもらおうと開かれている。
寒河江市役所に設置されている岡本太郎氏の作品「生誕」の原寸大のプリントや、「生誕」にまつわる話をパネルで展示していて、設置のいきさつや「生誕」に込められた岡本氏の思いを読み解くことができる。
また、岡本氏の生涯をまとめた年表や年代ごとの作品のパネルも展示しているほか、JR渋谷駅にある長さ30メートルの壁画「明日の神話」の下絵のレプリカも展示されていて、“岡本太郎ワールド”を満喫することができる。
ほかにも子ども向けとして岡本氏の作品に色を塗って楽しめるコーナーも用意されている。
岡本太郎「生誕」展は22日まで開かれている。