カンボジアの僧侶らが、アメリカのトランプ大統領のノーベル平和賞推薦を後押しし、首都プノンペンで大規模な行進を行いました。

カンボジアのフン・マネット首相は、軍事衝突が続いていたタイとカンボジアの停戦合意を仲介したとして、トランプ氏をノーベル平和賞に推薦しています。

こうした中、カンボジアの首都プノンペンでは8月10日に僧侶が集まり「トランプ大統領ありがとう」と記されたプラカードや写真を掲げて行進しました。

また、アメリカ大使館の前ではノーベル平和賞にノミネートすることを支持する声明を読み上げました。

僧侶:
7万人の僧侶は、トランプ大統領をノーベル平和賞に推薦したカンボジアのフン・マネット首相を全力で後押しする。

行進では、停戦の順守やタイに拘束されたカンボジア兵18人の解放を訴える声も聞かれました。

ノーベル平和賞をめぐっては、カンボジアだけではなく、イスラエルやパキスタンからもトランプ氏を推薦する意向が示されています。

トランプ氏は2025年7月、ノルウェーの財務相に電話して「世界平和に尽力してきた自分こそノーベル平和賞にふさわしい」と伝えたと報じられています。

フジテレビ
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国際取材部
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