15年前、男子高校生を殺害した罪に問われた、当時17歳の元少年。
控訴は退けられました。
兵庫・神戸市北区で2010年、高校生だった堤将太さん(当時16)がナイフで何度も刺され、殺害されました。
約11年後に逮捕された事件当時17歳の元少年(32)に、1審の神戸地裁は2023年、懲役18年の判決を言い渡し、元少年が控訴していました。
控訴審で元少年側は「精神障害があった」「当時の少年法の規定で刑の上限は15年」などと主張し、刑を軽くするよう求めました。
20日に大阪高裁は元少年の控訴を退け、懲役18年を維持する判決を言い渡しました。