イランの最高指導者ハメネイ師は18日、アメリカのトランプ大統領が求めた「無条件の降伏」を拒否し徹底抗戦する考えを示しました。
イランは18日もイスラエルに対するミサイル攻撃を続け、イスラエル当局はこれまでに約400発のミサイルが発射され、約40発が着弾したと発表しました。
一方、イスラエル軍もイランの軍事施設などへの攻撃を継続していて、新たに対戦車ミサイルを製造していた工場を空爆したと発表しました。
また、イスラエルメディアによりますとイラン国営テレビの放送がハッキングされ、市民へ政権に抗議するよう呼び掛ける映像が流れたということです。
こうした中、イランの最高指導者ハメネイ師は18日、声明を発表し、「無条件の降伏」を求めたトランプ大統領の発言について「イランは決して降伏しない」と拒否する考えを示しました。
その上で、「アメリカが軍事介入した場合、取り返しのつかない損害をもたらす」と警告しました。