県内でも備蓄米の販売が広がり早速、購入した方も多いかと思います。
せっかく買った備蓄米、大事においしく頂くために炊くときのポイントをお米マイスターに聞きました。
話を聞いたのは全米販のお米マイスター、池戸澄江さん。
美川愛実キャスター
「備蓄米はどんな特徴があるのか改めて教えていただけますか?」
お米マイスター、池戸澄江さん
「通常のコメよりも水分量は少なくなっているはずなので、普通と同じように炊飯をすると硬く炊けてしまうのが特徴。銘柄や品種、年産によって違うと思うが、俗に言う古米臭と言うものが出てしまうと思う」
Q.備蓄米の特徴、「におい」と「かたさ」を改善するポイントは?
「いつものとぎ方(回数)の倍くらいとぐことによって、香りが軽減できるのではないかと思っている」
通常のコメは3回程度とぐのが一般的ですが、その倍程度、6回ほどとぐのがおすすめです。
また、かたさを改善するために、水の量は多めに。
備蓄米は通常のコメよりも乾燥していると考えられるためで、水につける時間を長めにするのも方法の一つです。
今回は、通常30分程度のところを45分つけました。
「備蓄米が決して悪いというものではないし、とぎ方やちょっとした気遣い、いつもの炊飯をちょっと気をつけてあげる。備蓄米、一般の普通の精米に限らず、美味しくご飯を炊くことができる」
備蓄米をよりおいしくいただくヒント、一つ取り入れるだけでも味わいが増すかもしれません。