暑さへの警戒とともに、この時期は集中豪雨にも備えが必要です。
島根・大田市では、消防と警察が水没した車に取り残された人を救出する訓練を行いました。

訓練は、梅雨時期の豪雨災害に備えて、大田警察署が消防や島根県などと合同で行なったもので、約25人が参加しました。
集中豪雨によりアンダーパスが冠水し、水没した車両に運転手が取り残されたという想定で行われました。

警察官:
「水没しているので、ドアが開きません。窓を割って救助します」

「後ろへ移動してください。割るのは助手席側です」

「服を被ってください。窓を割ります」

「救助完了。けがはなし。」

警察官が、サイドガラスを割ってから救出する訓練のほか、消防と警察が連携した訓練も行われ、交通整理をしてからフロントガラスを割って救出するまでの手順を確認しました。

大田警察署・石飛基道警備課長:
関係機関の連携、やり取りが確認できたということは非常に有意義な訓練になったと思います。冠水した道路においては、無理に通行することがないようにお願いしたいと思います。

警察と消防は、今後も関係機関と連携を図って、様々な状況を想定した訓練を続けたいとしています。

TSKさんいん中央テレビ
TSKさんいん中央テレビ

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