映画やドラマで活躍する鹿児島出身の俳優の迫田孝也さんと、同級生の映画プロデューサーの和佐野健一さんが、母校の鶴丸高校で講演を行い、後輩たちに向けて、エールを送りました。
鹿児島市の鶴丸高校で講演を行ったのは、1995年に鶴丸高校を卒業した俳優の迫田孝也さんと、映画プロデューサーの和佐野健一さんの同級生コンビです。
2人は6月27日に公開される映画に関わっています。
20年前、日本で初めて教師による児童へのいじめが認定された実際の体罰事件をもとにした、映画「でっちあげ」で和佐野さんは企画・プロデュースを、迫田さんは学校を告発する父親役を演じています。
講演は、パネルディスカッション形式で行われ、2人のつながりや、夢を実現するまでの過程など、同級生らしいやり取りで後輩たちに語りかけました。
鶴丸高校卒業 俳優・迫田孝也さん
「今決めなければいけないことは全然なくてただ進むだけでもいいし、とにかく何かやってみる、続けてみる事だけを思って始めてみてもいいのでは」
鶴丸高校卒業 映画プロデューサー・和佐野健一さん
「人とのつながりもそうだし、人とどう接するか、それがすべてみたいなところがある」
「人とどう接するかが全てのところがある」
生徒からはエンターテインメント界で活躍する先輩2人にこんな質問も。
生徒
「お笑い芸人を目指しているが芸能界で生き残る人の特徴は?」
和佐野さん
「地頭を良くしていく作業、人に対して正しい(姿勢でいること)」
迫田さん
「自分の力でまず一歩目を踏み出す。その一歩目を踏み出した人たちでようやくスタートができる。そこからが勝負と思う。頑張れ!」
同級生コンビの話を聞いて、後輩たちは、大いに刺激を受けたようです。
生徒
「まだ迷っている時期だったから夢を見つけることにいい機会だった」
「身近にすごい人がいて誇りだと思う」
「あんな大人になりたい。楽しかったです」