東北の「おいしいグルメ」と「職人たちの繊細な技」が一堂に会した企画展が12日から鹿児島市の山形屋で始まり、初日から多くの人でにぎわいました。

熟練の技が光る伝統工芸品に…新鮮なカキを贅沢に2つ使ったフライ。

12日から鹿児島市の山形屋で始まった「東北6県 味と技展」。

食欲をそそる匂いが立ちこめる会場には、東北各地のグルメや伝統工芸品など初出店の12社を含むあわせて60社の約900点が並びます。

買い物客
「今『萩の月』を買いました(あとは)仙台の牛タンを買って帰ります」
「イカとかホタテとかを買いました」

こちらは仙台名物の牛タン。

分厚さがたまりません。

この牛タンを存分に味わえるのが…「牛たん極太盛り合わせ弁当」!

そのお味は?

井上彩香キャスター
「仙台名物の牛たんをいただきます。うわ~香ばしい香りがします。いただきます。(一口食べて)んー!旨みが凝縮していて、歯ごたえがあるのに噛み切れる程よいやわらかさ。最高ですね!」

そして、会場に来ている職人に、直接“こだわり”を聞けるのもこのイベントの魅力です。

岩手県の伝統工芸「秀衡塗」。

こちらのグラスに漆で描かれているのは植物の「あやめ」です。

職人が一つ一つ手作業で描いています。

水を注ぐと…あやめが浮き上がって見えます。

丸三漆器(岩手)・青柳宏さん
「漆は接着性があるので徐々に固まっていく。完全に固まる前に金箔を貼って1回勝負でね」
井上キャスター
「何をいれて飲むのがオススメですか?」
青柳さん
「ワイン・・・白ワインとかね」
井上キャスター
「漆にワイン!素敵ですね」


山形屋では会期中の売り上げ目標を過去最高だった2024年の103.5パーセント、約8800万円としています。

山形屋 営業推進部・三島順子さん
「東北6県の旅に行った気分を味わっていただけるような催しにできれば」

「東北6県 味と技展」は6月18日まで開かれています。

鹿児島テレビ
鹿児島テレビ

鹿児島の最新ニュース、身近な話題、災害や事故の速報などを発信します。