7月に夏の参院選が迫る中、若者の投票率の向上を目指し、高校生が19歳になる未来の自分へ宛てて書いた手紙の返却式が行われました。
高校生のころに書いた政治や選挙に関する手紙を19歳になる年に本人に届ける『届け未来レター』。
6月11日の返却式では、新潟県選挙管理委員会から今年19歳を迎える代表3人に手紙が渡されました。
【相馬遼さん】
「19歳になったら、しっかり選挙に行って、未来の社会のために投票してね。選挙に行くのは面倒くさいかも知れないけど、選挙に行って投票することは政治に参加するということだからね」
選挙権は18歳からですが、なぜ19歳の自分に宛てて手紙を書くのか…過去5回の国政選挙を見てみると、県内の投票率は18歳よりも19歳のほうが低い現状がありました。
県選挙管理委員会は19歳になる年に手紙を発送することで投票率の向上をねらいます。
【寺崎綺良々さん】
「この人はどういうことを目標にしているのか、ちゃんと調べて選挙に行きたい」
【鈴木美紘さん】
「学生向けの公約や最近の課題の少子高齢化などに対処してくれる人がいい」
代表の3人以外には郵送で届けられるこの手紙。投票率向上につながることが期待されます。