函館市に住む60代の男性が、SNSで紹介されたアプリで投資に勧誘されたことをきっかけに、約1750万円をだまし取られるSNS型投資詐欺事件がありました。
3月6日、男性が動画サイトに表示された投資の広告にアクセスしたところ、投資専門家を名乗る人物が複数人所属するLINEアカウントにつながり、投資アプリを紹介されました。
男性はアプリ内で投資を勧められ、4月3日から5月26日の間に金融機関のATMで、10万円から約220万円を指定されたネット銀行の口座に13回にわたって合計約1750万円振り込みました。
警察によりますと、男性が収益分を引き出そうとしたところ、投資専門家を名乗る人物から税金200万円を支払うよう指示されたことから、男性が詐欺を疑って警察に相談。詐欺被害に遭ったことがわかりました。
函館市では、同様の手口で70代男性が460万円をだましとられる被害があったばかりでした。
警察はSNSで知り合った相手から現金を要求された場合は詐欺を疑い、警察相談専用電話「#9110」に相談するよう呼び掛けています。