政府の備蓄米について、北海道内に108の店舗を構える「生活協同組合コープさっぽろ」が5月28日、随意契約による売り渡しに申し込んだと発表しました。
コープさっぽろによりますと、27日夕方にに1500トンを申し込みました。
店頭には6月下旬から並ぶ予定で、宅配システム「トドック」では7月初旬から販売を始めるとし、価格は5キロ2000円台を目指して、調整を進めているということです。
随意契約で課題となっている精米作業などは、外部の精米所に依頼する方向だとしています。
コープさっぽろは「2024年から米価格の高騰が続いておりますが、市場で米が不足するという不安が起因しているものだと考えられます。今回、備蓄米を販売することで、市場価格の鎮静化につながればと考えております」とコメントしています。