福岡・北九州市の資材置き場に父親の遺体を遺棄した疑いで男が逮捕された事件で、遺体の運搬に使われたとみられる車を警察が押収したことがわかりました。
土木建築会社の社長、華山龍馬容疑者(46)は、会社の会長を務めていた父親の龍一さん(87)の遺体を資材置き場に遺棄した疑いがもたれていて、容疑を否認しています。
遺体が遺棄されたとみられている日の前日には、龍一さんが自宅周辺で不審な車に乗る様子が防犯カメラに捉えられていました。
龍一さんは現場まで車で運ばれ遺棄されたとみられていて、この車を警察が押収したことが捜査関係者への取材でわかりました。
警察は、親子の間に会社経営や金銭を巡るトラブルがあったと把握し、殺人の疑いも視野に捜査しています。