京都市内のラーメン店で大麻の成分を抽出したオイルを販売目的で製造した疑いで、店主の男が逮捕されました。
逮捕されたのは、京都市南区でラーメン店を経営する中村幸三容疑者(55)です。
警察によると中村容疑者はことし2月、販売目的で大麻を加熱するなどして成分を抽出し、大麻オイルを製造した疑いが持たれています。
中村容疑者はラーメン店の2階でオイルを製造していたとみられ、大麻草およそ21.5グラムや大麻オイルの製造に使用したとみられる撹拌機などが押収されています。
また、携帯電話には、大麻オイルに関する客とのやり取りが残されていたということです。
調べに対し、中村容疑者は「営利目的という点については違います」と容疑を一部否認しています。