5月20日の静岡県内は朝から気温が上昇し、5つの地点で真夏日となりました。静岡県焼津市の小学校では、この夏の熱中症の対策として“ミスト発生機”の効果を検証する実証実験が始まりました。
弦間彩華アナウンサー:
雲ひとつない空から日差しがじりじりと照りつけて、とても暑いです。まもなく午前10時30分を迎える静岡市内、気温は30℃、真夏日となっています。
高気圧に覆われ暖かい空気が流れ込んだため県内は朝から気温がぐんぐん上昇し、川根本町で32.3℃、静岡で31.8℃、井川は5月の観測史上最高となる30.2℃を記録し、5つの地点で2025年初めての真夏日となりました。
女性:
めっちゃ暑いです(Q.どれくらい?)煮えたぎります
男性:
5月にしてはちょっとやっぱ暑いですね。シャツをそろそろ半袖にしないといけないかなと思います
子供:
あつ~い。あついあつい…
母親:
(Q.アイスとか食べたいですよね)もう食べてますね
子供:
アイスとか食べた~い
こうしたなか…。
焼津市の小学校のグラウンドに設置されたのは水を霧状にして吹き付ける“ミスト”を発生させる機械です。
2025年も予想される夏の猛暑。
子供たちの暑さ対策を検討している焼津市教育委員会は、このミスト発生機を設置しその効果を確かめる実証実験を始めました。
5月20日はグラウンドにいる児童を対象に機器の安全性や操作方法、体感などを検証していきました。
4年生:
とっても暑いです(Q.ミストどうかな?)めっちゃ気持ちよくて最高です
6年生:
体感温度30℃越えなのでミストできてくれてうれしいです
5年生:
そろそろ運動会とかにもなるので、熱中症対策とかにできていいなと思います
焼津市教育委員会教育総務課・長谷川貴紀 課長:
この機械の特性上限定的な部分というところもありますので、実際どの程度の効果があるのかその辺はしっかりとですね、検証を進めていきたいと考えております。
この検証は23日まで行われ、その後、児童や教員にアンケートを実施し、実際に設置するかどうか検討するということです。