新潟市で5月18日、“終活”をテーマにしたイベントが行われました。お笑いタレントの田村淳さんの講演会も開かれ、自身の体験をもとに終活の大切さについて語りました。

【田村淳さん】
「うちの母ちゃんががんになったことをきっかけに、遺書に興味を持ち始めた」

こう話すのは、お笑いタレントの田村淳さん。

人生の終わりを見据え、様々な準備を行う“終活”に関するイベントなどを展開する企業の創業者として発信を続けています。

【田村淳さん】
「ご両親がご健在なら、きょう電話してあげてください。会ったらハグしてあげてほしい」

この日、開かれた『イタコト展』もその一つ。会場では棺に入る体験なども行われ、参加者は終活への関心を寄せていました。

【参加者】
「小さかったときの楽しかった思い出とか、こんなことしてきたんだという自分の人生が、一瞬、走馬灯のようにめぐってきた」

【参加者】
「こういった体験をして、自分の生を見つめ直すきっかけにしたいと思って来た」

終わりを見据えることで自らの人生について見直すきっかけに。イベントは今後も全国で開かれる予定です。

NST新潟総合テレビ
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