水産高校の生徒などが船の運航技術を学ぶ岩手県の新しい共同実習船「りあす丸」のお披露目式が5月18日、岩手県宮古市で行われました。
新しいりあす丸は先代の実習船が老朽化したため、2024年新たに造られたもので、総トン数は前より200トン大きい699トンです。
18日は関係者約120人が出席しテープカットを行い、実習に向けての就航を祝いました。
りあす丸は、最新鋭のデジタル機器などが備えられていて宮古水産、久慈翔北、高田の3校が共同利用します。
宮古水産高校 海洋生産科3年 佐藤巧望さん
「前のりあす丸より広くなってすごい。(後輩には)きれいに使ってほしい」
りあす丸は、宮古水産の生徒が6月中旬に1週間、北海道小樽沿岸で初航海することにしています。