江藤農林水産大臣が18日、佐賀入りし、4回目の備蓄米の放出などコメ高騰対策の今後の方針を示しました。
18日、佐賀市で開かれた自民党佐賀県連の定期大会に伴う政経セミナーで江藤拓農林水産大臣は講演を行いました。この中で、江藤大臣はコメ高騰の問題について次のように述べました。
【江藤農水相】
「4回目(の備蓄米放出)はですね、一カ月以内に必ずどの店舗に売るのかという計画まで作った上で入札に参加するところには優先権を与える」
その上で江藤大臣は、備蓄米の一部を集荷や卸しを通さず小売りに届けることや、玄米の状態で販売をすることなど、今後の対策の方針を示しました。
また、農業政策全体について、農地を確保し生産性を上げるために5年間で数兆円単位で予算を確保し集中的に構造改革を行う考えを述べました。