北アルプスの焼岳(標高2455m)で16日に道に迷い、行動不能となった愛知県の2人パーティーが17日、無事救助されました。

遭難したのはいずれも愛知県の23歳の男性で、知多郡のアルバイト従業員と東海市の会社員です。

2人は16日に長野県松本市の「新中の湯登山口」から入山して焼岳に登頂しましたが、下山中に標高1870m付近で道に迷って行動不能となり、午後7時過ぎに警察に救助を要請しました。

17日は松本警察署の山岳遭難救助隊員が朝から捜索に入り、正午前に2人を救助しました。2人とも疲労はあるものの、けがは無いと見られています。

焼岳は、その噴火で梓川がせき止められ大正池が出来たことで知られる長野・岐阜県境の活火山です。天候に恵まれれば日帰りで上高地や北アルプスの展望を楽しむことができ、「日本百名山」にも選ばれている人気の山です。

長野放送
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