17日正午頃、富士山の富士宮口元祖七合目付近で男性2人が遭難しているとの情報が警察に寄せられ、県警の山岳遭難救助隊が救助に向かっています。

17日午前11時40分すぎ、SNS上で「富士山の元祖七合目付近で動けなくなっている」という趣旨の投稿を見つけた男性から「遭難しているようだ」と警察に通報がありました。

警察によりますと、遭難しているのは20代の男性2人で富士宮口から登山していたとみられますが、警察と連絡がとれておらず2人の健康状態も不明ということです。

午後2時頃に富士宮警察署の山岳遭難救助隊員7人が現場に向け出発しましたが、富士山の気象状況が不安定で、2人との接触のめどは立っていません。

富士山をめぐっては閉山中の登山による遭難が相次ぎ、富士宮市と富士吉田市の両市長が救助費用の自己負担を求めるなど救助のありかたが課題となっています。

警察などは閉山中の登山の自粛を呼びかけています。

テレビ静岡
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