兵庫県議会の丸尾牧議員が、おととし実施された選挙の当選後に、公職選挙法で禁じられている「挨拶目的の祝賀会」を開いた疑いで、書類送検されていたことがわかりました。

公職選挙法違反の疑いで書類送検されたのは、兵庫県議会・無所属の丸尾牧議員(60)です。

捜査関係者によると、丸尾議員は、おととし4月の県議会議員選挙に当選した2週間後、尼崎市内であいさつを目的とした祝賀会を開いた疑いが持たれています。

公職選挙法では、当選したか落選したかに関わらず、選挙後に有権者に対するあいさつ目的で祝賀会などの集会を開くことを禁止しています。

この祝賀会に参加した人がSNSに写真を投稿し、それを見た人が刑事告発したことで、警察が捜査していたということです。

丸尾議員は容疑を認めているということで、関西テレビの取材に対し、祝賀会には支持者らおよそ50人が参加し、会費2000円を集めたと説明し、「多くの人がおこなっているので問題ないと思っていたが、祝賀会を開いたのは否定できない。県民の皆さんにご心配をかけて申し訳ない」とコメントしています。

関西テレビ
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