試合開始前から多くのファンが行列を作ったドジャー・スタジアム。
お目当てはもちろん、今シーズン2度目となった大谷翔平選手(30)のボブルヘッドです。
史上初の「50‐50」を記念して、スライディングする“ランナー大谷”の人形が来場者全員に配られました。
ファンは「オオタニ!ナンバーワン!」「ボブルヘッドデーなんで、絶対ホームラン打ってください」と話しました。
2024年、愛犬デコピンとのツーショットの人形が配られた試合ではいきなりの先頭打者ホームラン。
さらに4月、MVPを祝う人形が配られた試合でも劇的なサヨナラホームランを放つなど、まさに主役にふさわしい活躍を見せてきた大谷選手。
15日もこれまでのボブルヘッドデーに負けず劣らずの“オオタニデー”となりました。
15日に続く2試合連続ホームランが期待される中、第2打席、いい角度で打球が上がりましたがライトフライ。
それでも犠牲フライには十分で、2試合連続の打点をマークしました。
続く第3打席、ランナーを2人置くチャンスの場面で大谷選手に打席が回ります。
外のチェンジアップを逆方向へはじき返すと、2試合連続となる14号スリーランホームラン。
これでボブルヘッドデーに限れば何と3試合連続。
大谷選手好調のバロメーター、左方向への強い当たりとなりました。
こうなると“ショータイム”は止まりません。
第4打席にも、驚きの一発。
今度は高々とセンターへ。
今シーズン初の2打席連続となる15号ツーランホームラン。
これにはベンチで応援していた佐々木朗希投手(23)も思わず驚きの表情。
ヒマワリの種シャワーももちろん2回目です。
打った瞬間、ファンもスタンディングオベーションで見守った豪快なホームラン。
これで5月、自己最多となる8本目。
今シーズン55本ペースとなり、まさに量産態勢に入った大谷選手。
気が付けばホームラン王争いでもジャッジ選手らに並び両リーグトップとなりました。
自身のボブルヘッドデーに花を添える6打点の大活躍。
日本時間17日からは、古巣エンゼルスとの3連戦に臨みます。