運転免許証を偽造したなどとして、鹿児島刑務所は刑務官の男を懲戒免職処分にしたと発表しました。
16日付で懲戒免職処分となったのは、鹿児島刑務所の刑務官、一ノ瀬修吾被告です。
鹿児島刑務所によりますと、一ノ瀬被告は2021年9月、他人名義の運転免許証のコピーに自分の名前、住所や顔写真などを貼り付けて運転免許証を偽造した罪や、少なくとも2019年1月から2024年7月までの間に無免許運転を繰り返した罪などに問われ、現在、公判中です。
鹿児島刑務所では、裁判を通じて一ノ瀬被告が罪を認めたことなどから、一ノ瀬被告を16日付で懲戒免職処分としました。
山内博文所長は、「誠に遺憾であり、関係者へ深くおわび申しあげます。厳正な服務規律の徹底を図り、失った信頼の回復に努める所存です」とコメントしています。
裁判は5月22日に判決が言い渡される予定です。