地元の優れた商品や伝統技術を発掘し、その魅力を国内外へ発信する大会で、宮城県七ヶ浜町のカフェレストランが開発した調味料が「グランドグランプリ」を受賞しました。
今年2月に都内で開催された「にっぽんの宝物JAPAN大会」。まだ知られていない逸品や伝統技術を各部門に分かれてプレゼンし、国内外への販路拡大を目指す大会です。
この大会で七ヶ浜町の「カフェレストランSEASAW」が開発した「浜ののりだれ」が、調味料部門でグランプリを獲得!さらに10に分かれていた全部門のトップを決める大会でも、最高賞に値するグランドグランプリを受賞しました。
この日は、受賞したレストランのオーナーや大会の関係者が村井知事を訪問。結果を報告しました。
カフェレストランSEASAW 久保田靖朗オーナー
「地域の特産であるノリを使って新しいパスタソースを作れないかと思い、3年くらいかけて開発したのが、今回出した『浜ののりだれ』」
「浜ののりだれ」は、七ヶ浜町産の高級ノリを100パーセント使用した洋風の調味料で、特にパスタやパンなどと相性が良いそうです。試食した村井知事は…。
宮城県 村井知事
「う~ん、磯の香りがしておいしい」
大会の各部門のグランプリに輝いた受賞者には「世界大会」への出場権も与えられ、大会は6月、大阪・関西万博で開催されるということです。
商品を開発したカフェレストランSEASAW 加藤真子さん
「たくさんの方に食べていただいて、おいしいと言っていただけることの喜びを感じていて胸がいっぱい」
カフェレストランSEASAW 久保田靖朗オーナー
「海外の方のニーズは何なのかを、今まさに聞いて勉強していて、調味料を使った新しいレシピを出して、世界大会に万全の状態で臨みたい」