埼玉・三郷市で14日、小学生が引き逃げされ重軽傷を負った事件で、現在も逃走しているのは中国籍の男2人とみられることが分かりました。
車が置かれていた敷地を所有する会社の社長は電話取材に、乗っていた男2人に「心当たりがある」と明かしました。
男2人に仕事を発注したことがある会社の社長:
(男2人)以前働いていた。(Q.働きっぷりは?)まぁ真面目でした。(Q.国籍は中国?)そうです。
事故が起きたのは14日夕方。
三郷市内の交差点で小学生の列に車が突っ込み、小学6年の男子児童4人が重軽傷を負いました。
ドライブレコーダーの映像で、車から出てきたのは2人の男。
小学生に向かって手を合わせ、軽く頭を下げ謝るようなしぐさを見せていました。
しかし、2人はその後、警察に通報することなくその場から走り去ったのです。
県道に面した飲食店の防犯カメラには、車が南へと向かう様子が捉えられていました。
車は三郷市内の住宅地で15日に見つかり、警察が押収。
扉はロックされた状態で、所有者とは連絡が取れていないということです。
車が止められていたのは三郷市内にある会社の寮の敷地。
社長は、「男2人に心当たりはあるものの、車については知らない」と話しています。
男2人に仕事を発注したことがある会社の社長:
(男2人)以前働いていた。従業員ではない、外注です。(Q.車が止められていたが車は?)知らない、全く知らない。
社長によると、車に乗っていたのは中国籍の男2人で、最後に働いていたのは3カ月前。
なぜ車が会社の敷地内に止められていたのかは「分からない」としています。
男2人に仕事を発注したことがある会社の社長:
(Q.事件はどう感じる?)あり得ないと思います。普通事故を起こしたら警察呼んで解決すればいいのに、なんで?っていう感じ。
警察によりますと、見つかった車の持ち主は外国籍の男性だということで、引き続き、逃げた2人の行方を追っています。