ロシアとウクライナの3年ぶりとなる直接交渉が16日に実施される予定です。
停戦交渉が行われているイスタンブールの会場前から、加藤崇記者が中継でお伝えします。
イスタンブールの会場前には、各国の多くの報道陣の姿があります。
トルコのメディアが臨時のスタジオを作って生中継するなど、注目の高さがうかがえます。
そしてウクライナ、アメリカ、トルコによる3者会談が始まる予定ですが、これまでに始まったとの情報は入っていません。車列は入っています。
また1時間半後には、仲介役のトルコを交えて、3年ぶりにロシアとウクライナによる直接の停戦交渉が行われるとみられています。
まずはウクライナが求める30日間の無条件停戦にロシア側が応じるのかが焦点となります。
──交渉の開始が1日遅れたわけだが、現地の報道や雰囲気はどうですか?
トルコの新聞では、各国の色のチェスを描いて、各国がお互いの出方をうかがう心理戦をして、1日交渉が延期されたとの分析をしています。
また15日、会場前にはプーチン大統領に交渉に参加してほしいと呼びかける女性の姿もありました。
ロシア系トルコ人の女性:
戦争が終わり、誰も泣かずにすむようになってほしい。平和だけを望みます。プーチン大統領にトルコに来てほしい。
プーチン大統領が今回交渉の参加を見送ったことで、交渉がどれほど進展するのか疑問視する声があるのも事実です。