40代の男性が、SNSで知り合った人物から「投資すれば儲かる」などと持ちかけられ、合計630万円相当の暗号資産をだまし取られました。
警察は詐欺事件として捜査を進めています。
札幌市南区に住む40代の男性は、2025年3月中旬ごろからSNS・インスタグラムを通じて日本人女性を名乗る人物と知り合い、その後、通信アプリ・LINEで連絡を取るようになりました。
やり取りを重ねる中で、男性は「投資すれば儲かる」などと勧められたため暗号資産・イーサリアムを購入し、5月10日までに指定されたアドレスへ十数回にわたり、合計630万円相当を送金しました。
その後、男性が弟に相談しだまされたことに気づいて、5月14日に警察に被害を届け出ました。
警察は、詐欺事件として送金先などについて調べています。
近年、SNSを利用した投資詐欺が北海道でも相次いでおり、警察は「安易な儲け話には注意してほしい」「会ったことのないネット上の人物からの儲け話は信用しないでほしい」と注意を呼び掛けています。