京都三大祭の一つ「葵祭」が行われ、平安装束を身にまとった優雅な行列が都大路を彩りました。
1400年以上の歴史を誇る「葵祭」は、五穀豊穣と都の平和を祈る神事で行列に参加する人だけでなく牛や馬も、「清め」の象徴である葵の葉で飾られます。
目玉となる「路頭の儀」では、約500人の行列が都大路をゆっくりと進みました。ことしの「斎王代」を務める山内彩さん(25)が、腰輿(およよ)と呼ばれる輿に乗り、姿を現すと訪れた人たちは一斉にカメラを向けていました。
【祭りを観覧した人】
「やっぱ女官やね。衣装が素敵で。斎王代もちゃんと見えましたからよかったです」
行列は、上賀茂神社へと向かう道のりを、ゆっくりと練り歩きました。