アメリカの関税措置に関して、政府は15日、赤沢経済再生相らをトップとする会議を開催し、他国の交渉などの動向も踏まえ、今後の協議の進め方について議論した。
首相官邸で開かれた「関税総合対策タスクフォース」の会合には、共同議長の赤沢経済再生相と林官房長官や、外務省、経産省など関係省庁が出席した。
終了後、取材に応じた赤沢経済再生相は、「交渉に関わるような内容については差し控えたい」としつつ、「3回目の(訪米の)準備状況もあるし、2回目の協議の後に米国と第三国間で色々な動きがあるので意見交換した」と述べた。
日米の2回目の閣僚協議後、アメリカとイギリス、アメリカと中国が、それぞれ関税交渉での合意を発表している。
赤沢経済再生相は、来週後半にも3回目の協議のため訪米する見通し。