初公判を10月28日に開く案が検察側と弁護側に示されました。
山上徹也被告(44)は3年前、奈良市内で演説中の安倍晋三元首相を銃撃し、殺害した罪などに問われています。
関係者によると、奈良地裁が10月28日に初公判を開く案を検察側と弁護側に示したことが分かりました。
年内に審理を終え、2026年1月にも判決を言い渡す方向で日程調整が進んでいるとみられます。
争点などを絞り込む「公判前整理手続き」は今も続いていて、長期化している理由は、山上被告の家族が「旧統一教会」に献金して自己破産した影響を争点にするかどうかなど、協議が難航しているためだということです。