宮城県加美町の小学校に勤務していた55歳の男性事務職員が、児童の保護者から集めた学校徴収金80万円あまりを着服したとして懲戒免職となりました。
懲戒免職の処分を受けたのは、加美町立宮崎小学校の中鉢賢治主幹兼事務長(55)です。県教育委員会によりますと、中鉢事務長は去年5月から12月にかけて、児童の保護者から集めた学校徴収金の預金口座から現金を引き出すなどして、約82万円を着服していたということです。
宮城県教育委員会の会見
「教材費としてこれを買いたいと校長から了解をもらっていて、教材を買うということでお金を下ろすが、それをそのまま自分で使っていた」
県教委の聞き取りに対し、中鉢事務長は「借金の返済に充てた」と話しているということです。