来年春の公立高校入試を巡り、宮城県教育委員会などは5月15日、塩釜高校普通科を1学級減らすと明らかにしました。これに伴い、全体の募集定員も減り、13年連続で平成以降最少となっています。

県教委などによりますと、来年春の公立高校入試で、塩釜高校普通科は6学級から5学級となり、定員は240人から200人となります。これに伴い、全日制と定時制をあわせた全体の募集定員は1万4360人となり、13年連続で平成以降最少となりました。

県教委の担当者
「塩釜高校がある中部地区の中学校卒業予定者数は令和14年度以降に急激に減少し、令和20年3月には現在より約3800人の減少が見込まれているため、段階的に学級減を実施していく方針」

また、このほかにも、岩ヶ崎高校では定員は変わりませんが、普通科の2つのコース制を廃止するということです。

来年春の公立高校入試は第一次募集の試験が3月4日に行われ、合格発表は16日に行われます。

仙台放送
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