食にまつわる最新機器が、福岡に集結です。
物価高騰が続く中、食品産業を支える「節約志向」の技術が注目されています。
福岡市博多区のマリンメッセ福岡で開催されている「食品産業創造展」には、全国から200社以上のメーカーが参加し、最新の製造技術やサービスが紹介されています。
食材や光熱費などあらゆるものが高騰し、大きな打撃を受けている飲食業界。
そこで注目されているのが、「節約志向」の技術です。
その一例が最新の特殊急速冷凍機。
従来の機器より品質を保ったまま長期保存できるため、食品の無駄が少なくなり仕入れコストも削減できます。
一方こちらは…。
◆記者リポート
「すごい、勢いが強い」
◆ディージーセールス 草野竜己さん
「水を玉状にして、マシンガンのように流す『脈動流』」
最大90%の節水につながる、特殊な蛇口ノズルです。
細かな水泡を勢いよく噴射することで、少量の水でも汚れを落とすことができるといいます。
洗浄力と節水力を両立した優れモノです。
◆飲食店勤務の人
「実は韓国から来たんですけど、日本の技術力がすごいと思った」
◆飲食店経営者
「生産効率は上がると思う。人手不足の時代に参考になる」
食品産業を支える最新技術が一堂に会するこのイベントは、16日まで開催されています。