自民党の「自由で開かれたインド太平洋戦略本部」が14日、再始動した。
本部長は麻生最高顧問が務め、役員には高市前経済安保相、小林鷹之元経済安保相、茂木前幹事長、萩生田元政調会長らが名を連ね、14日の会合には約60人が出席した。
挨拶に立った麻生氏は「今、再び求められているのは世界の色んな変化の中にあって、我々が今後どうしていかなければいけないのか。日本の大戦略を作っていかなくてはいけない」と呼びかけた。
「自由で開かれたインド太平洋戦略」は、2016年に当時の安倍元首相が提唱した日本政府の外交方針。
保守系議員の結束を高める狙いがあるとみられる。