長井市で、全国一の出荷量を誇る特産品「行者菜」の収穫が始まった。

行者菜は行者ニンニクとニラを交配した野菜で、ニラの食感とニンニクのような独特の強い香りが特徴。

全国一の生産量を誇る長井市では、40軒の農家が生産者グループを組織して生産にあたっていて、生産者の一人・長井市花作の横澤芳一さんの畑でも5月に入り収穫が始まった。

横澤さんによると、2025年は4月に気温が上がらず成長が少し停滞したものの、現在は順調に育っているという。
取材した日も青々と育った行者菜を一株ずつ丁寧に刈り取っていた。

(生産者・横澤芳一さん)
「滋養にいいと言われているので、今年の夏も暑くなると思いますが、これを食べて夏を乗り切ってもらえれば」

行者菜は刈り取った後に再び株が成長するため、年に3回~4回収穫できる。
収穫作業は9月まで続き、長井市内の道の駅や県内のスーパーなどで販売される。

さくらんぼテレビ
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