来シーズン、広島ドラゴンフライズの本拠地になる広島グリーンアリーナ。
その活用策めぐって意見交換会が行われ、さらなるコンサート利用を期待する声などがあがりました。

広島グリーンアリーナは稼働率が100パーセントと需要の高い施設ですが、来シーズンは広島ドラゴンフライズのホームアリーナとなり、24日程試合が行われます。

このため県はグリーンアリーナの有効利用を検討するため、施設を利用するスポーツ団体や音楽関係者、学生などを集め、意見交換会を開きました。

県からは昨年度はスポーツ大会などの利用がおよそ67パーセントで、ドラゴンフライズの試合によって利用できる日程が減少するといった説明がありました。

一方、委員からはコンサートなどの有料興行について、開館日の10パーセントという制限がかかっていることに関して、制限の見直しなど経済効果を踏まえたビジョンが必要だといった意見が上がりました。

【広島県スポーツ推進・田口新也課長】
「スポーツか興行かという部分については難しいところですが、なんらかの方針を2回目(の意見交換会)を踏まえて出していければと思う」

意見交換会は来月も行われ、県は7月までに活用策の方針案をまとめたいとしています。

テレビ新広島
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