長崎市の高校生たちが争いがない世界について子供たちに考えてもらおうと、授業の一環で絵本を制作し子供たちに披露しました。
絵本は県立長崎東高校3年の鴨川恵子さんなど5人が、約1年かけて制作しました。
井戸の水をめぐり、人間と怪獣との間で争いが起こる物語です。
高校生たちは13日長崎市内の幼稚園児や小学生に、初めて読み聞かせをしました。
物語は、人間と怪獣の両方の視点で描かれています。
対立を避けるにはどうすればいいか、子供たちに考えてもらうのが狙いです。
高校生
「どう思う?どうしたらよかったかな?」
子供
「友達になって仲良くすればいい」
認定こども園 キンダーフィールド洲本 恵利子さん
「怖いところもあったけど、愛らしさも入れていたのでよかったと思う」
絵本は今後、長崎県内約50の図書館や児童館に贈られる予定です。