取材班が目撃したのは、盗難被害を伝える紙をめくると1000円札の入口がこじあけられ、壊れている状態の機械。
犯行があったのは、福島・いわき市のコインランドリー。
防犯カメラの映像では、フードをかぶり、マスクをつけた全身黒ずくめの3人が店の中へ。
2人は、すぐに両替などができる機械に近づき、バールのようなものでこじ開けようとします。
もう1人は、カートで自動ドアが閉まらないようにしています。
機械からはあっという間に現金が抜き取られ、外で待っていた車で逃走。
運転手を含め、4人組の犯行とみられます。
被害に遭った店の担当者:
手慣れた犯行でしたし、役割分担もされていたので、いろんなところを狙ってやっているんだなって。
被害額は、機械の交換費などを含め約300万円。
さらに、先ほどの窃盗から約20分後、5kmほど離れたコインランドリーでも同様の手口で窃盗被害に遭っています。
同じ警察署の管内では、コインランドリーを狙った窃盗事件が2日間で5件相次ぎました。
警察は、同一グループによる犯行も視野に捜査しています。