見頃を終えたチューリップの花壇で行われたイベントを取材しました。

新潟市中央区の『いくとぴあ食花』。

5月13日、花壇を囲うように多くの人が集まっていました。そこは4月中旬から下旬にかけて約3万本のチューリップが咲き誇っていた場所。

一体なぜ、見頃を終えたチューリップの花壇に多くの人が集まっていたのでしょうか?

【記者リポート】
「見頃を終えたチューリップは抜き取って球根を持ち帰ることができます。ここから来年、また花を咲かせます」

行われていたのは、チューリップの抜き取り体験。

このイベントは、本来は処分してしまう球根を自宅で植えて、来年の春にもう一度花を楽しんでもらおうと開かれたもので、この日は250人が参加しました。

【参加者】
「土が良いので、簡単に取れる」

【子ども】
「楽しかった」

【保護者】
「力がいるので大変そうだったけど、楽しそうにやっていたのでよかった」

大人も子どもも日差しを浴びながら懸命に作業を続け、40分ほどで約2万本のチューリップの球根を抜き取りました。

【参加者】
「球根を天日干しして、秋に植えたい」

【参加者】
「家で植える。きれいに咲いてほしい」

【参加者】
「咲くのが楽しみ。(Q.何色が咲いてほしい?)濃い紫がいい」

参加者たちは袋いっぱいにチューリップの球根を持ち帰り、来年の春に咲く花を楽しみにしていました。

NST新潟総合テレビ
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