福島県福島市は5月13日、障がい福祉サービスの費用の誤支給があったと公表した。
福島市によると、誤支給があったのは、障がい者への就労移行支援・自立訓練のために訓練費や交通費として支給する「更生訓練費」で、対象とならない人にも支給していたという。
訓練を受ける人の所得によって、利用者負担分を市が負担する制度だが、一定の所得を超えていて本来であれば支給対象でない3人に対し、合わせて4万80円を支給していた。
別の更生訓練費の請求を受け付けたときに、該当者に対象とならないことを伝えたところ「以前は支給されていた」と相談があったことから発覚。
福島市は、該当者の所得を確認する過程で不備があったとしていて、チェック体制を強化するとしている。