陸上自衛隊は、多賀城駐屯地に所属する自衛官2人が同じ部隊に所属する隊員を殴るなど暴行を加えたとして、停職処分にしたと発表しました。
停職6カ月の懲戒処分を受けたのは、多賀城駐屯地の第22即応機動連隊に所属する33歳の3等陸曹です。
多賀城駐屯地によりますと、3等陸曹は2022年4月、部下の隊員に対して顔面を殴るなどの暴行を加えたほか、その約1年後には同じ隊員にわざとドアをぶつけて、全治2週間のけがを負わせたということです。
3等陸曹は駐屯地の聞き取りに対して「部下の態度に腹が立っていた」と話しているということです。
また、同じ部隊に所属する22歳の陸士長は2022年7月、同僚隊員の腰に手を回すなどセクハラ行為をしたなどとして、停職2カ月の懲戒処分を受けています。