「看護の日」の12日、福岡市の博多駅前で看護師が待遇改善などを訴える街頭活動を行いました。
12日、博多駅前で行われた街頭活動では、現役の看護師が過酷な労働の現状に加え、待遇の改善を訴えたほか、看護業界を目指す人のために、高等教育の無償化を呼びかける署名活動を行いました。
主催者によりますと、看護の現場では夜勤のほか、重い責任に見合った賃金が得られないと感じて離職する人が後を絶たず、慢性的な人手不足が続いているということです。
福岡医療団 河本真理さん
「みんなが安心して病院にかかれて、看護師にケアしてもらえるようになるために、実態を知っていただいて、色んな声を集めて国に届けたい」
看護に関わる学校の無償化を目指して、集められた署名は今後、国会議員に提出されるということです。