ウクライナとトルコの首脳は12日に電話会談を行い、ゼレンスキー大統領は「有意義な会談だった」と述べました。
ゼレンスキー大統領は、自身のSNSで「エルドアン大統領の支援に感謝する」と述べ、ウクライナとロシアとの会談の実現に向けたトルコ側の全面的な支援に謝意を示しました。
エルドアン大統領は、「ロシアとウクライナの直接対話の再開が極めて重要」と述べ、「この機会を逃すべきではない」として、必要な支援を提供する用意があることを表明したということです。
ウクライナとトルコの電話会談は、軍事侵攻の停戦交渉をめぐり、イスタンブールでの交渉再開を提案したロシアのプーチン大統領の発言を受けて行われたとみられます。
ゼレンスキー氏はトルコでプーチン氏との直接会談に臨む意向を示しているほか、アメリカのトランプ大統領が交渉の場に参加する可能性を示唆しましたが、ロシア側は態度を明らかにしておらず、会談が実現するか不透明です。