子どもたちに地震の恐ろしさや防災知識を学んでもらおうという特別授業が、5月8日に岩手県山田町の小学校で行われました。
山田町では子どもたちに地震が発生した際の安全な行動を身に付けてもらおうと、2024年から町内の小学校で地震の揺れを体験する防災学習を実施しています。
8日は豊間根小学校の5年生と6年生合わせて34人が参加しました。
児童たちは4人一組に分かれて防災指導車に乗り込み、2016年に起きた熊本地震の震度7の揺れや2011年の東日本大震災の揺れを体験しました。
始めはテーブルなどをつかんで耐えていた児童も揺れが大きくなると体が大きく振られ地震の恐ろしさを実感していました。
児童からは「すごく怖い体験。経験した人もパニックになっていたと思う」「家族とも避難場所を確認したり、どうするかを確認して過ごしたい」などの声が聞かれました。
山田町では今後も防災学習を続け備えていきたいとしています。