フランス発祥の食育活動、「味覚の授業」が宮崎市の大学で行われました。

味覚の授業は7日、南九州大学で行われました。授業の講師は食育団体「IKUMI」の竹井倫世さんがつとめ、健康栄養学部食品開発科学科の2年生およそ30人が出席しました。

この日は、卒業後の進路として食品業界での開発担当などを目指す学生に向けて授業が行われました。
授業では嗅覚や視覚など五感で味を感じることが重要だと説明があり、塩やコーヒーの粉などを手に取って、鼻をつまんで舐めた時との味の変化などを確かめました。

(学生)
「実際に体験しながら行うってことがあまりなかったのでこういう体験ができてよかった」
「きょう習った五感(で味わうこと)をしっかり頭の中に入れて 宮崎で採れた食べ物で食品を開発したい」
「宮崎の食の業界を盛り上げたい」

学生たちは出汁と塩を混ぜておいしいと感じるように調合して味覚を鍛えるなど、授業を通して食の大切さを学んでいました。

テレビ宮崎
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