「NIKE(ナイキ)」の人気スニーカーの偽物をリサイクル店に持ち込み、現金65万円をだまし取った疑いで男女が逮捕された。その手口とは?

偽スニーカー持ち込みで高額転売

警視庁高井戸署でカメラが捉えたのは、人気ブランドとみられる服を身に着けた男と女。

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中村浩司容疑者(44)と同居人の三神渚沙容疑者(33)だ。

2人は2023年と2024年、東京・杉並区と世田谷区のリサイクルショップに、人気スポーツブランド「ナイキ」の偽スニーカーを複数点持ち込み、買い取りを依頼した。

合わせて7足を現金65万円で売るなどした疑いが持たれている。

偽造した納品書見せ「これは本物です」

中村容疑者らが持ち込んでいた偽物は、有名ブランドとのコラボ商品などプレミア物ばかりで、本物であれば、1足20万円で取引されている物もある。

中村容疑者は持ち込みの際、正規品だと信ぴょう性を持たせるため、偽造した納品書を見せていた。

「ナイキから直接買った。これは本物です」などと店員に嘘をつき、あたかもスニーカーが本物かのように装っていたとみられている。

警視庁は都内で同様の被害を数件確認していて、余罪があるとみて捜査を進めている。
(「イット!」5月7日放送より)

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