今年2月に閉店したイオン仙台店が入居していた仙台市中心部のビルが建て替えられることになり、5月7日から本格的な解体工事が始まりました。

記者リポート
「イオンの看板がなくなっている読売仙台ビル。ビルのクリスロード側で7日から仮囲いの設置が始まりました」

仙台市中心部にある読売仙台ビルと隣接するビルの2棟は、築50年以上が経過し老朽化が進んだことから、所有する読売新聞東京本社と東急不動産が共同で建て替えを進めることにしています。

7日から本格的な解体工事が始まり、ビルの関係者などが仮囲いの設置を進めました。来週以降、ビルの内装の解体に着手し、地上部については再来年の1月までに作業を終える予定だということです。

一方、新たに建設されるビルは地上10階以上が想定されていて、低層階に商業施設、中層階にオフィス、高層階にホテルが入る計画です。ビルが立地する場所はJR仙台駅にも近い好立地にあり、ビルを拠点とした新たなにぎわい創出も期待されています。

読売新聞東京本社によりますと、新しいビルは2029年度の完成を予定しているということです。

仙台放送
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